橋田康 後悔口に「僕自身もずっと後輩だったわけではない」 東山&井ノ原の言葉に「同じ気持ちかなと」

[ 2023年10月3日 15:20 ]

橋田康のインスタグラム(@yasushi_mol)から

 ジャニーズ事務所元社長のジャニー喜多川氏(享年87)による性加害問題で、被害を訴えていた元ジャニーズJr.で俳優・橋田康(38)が3日放送のTBS「ひるおび!」(月~金曜前10・25)にリモート出演。故ジャニー喜多川元社長による性加害を受け、ジャニーズ事務所が開いた2度目の会見での発言についてコメントした。

 2日の会見で、従来の同事務所は「SMILE-UP.(スマイルアップ)」に社名変更され、被害者救済や補償に特化。東山紀之を新社長、井ノ原快彦を副社長とするエージェント会社を1カ月以内に立ち上げるとした。救済や補償の具体的時期、再発防止策などにも言及した。

 会見の中で、東山社長は「一人のタレントとして合宿所にはいましたが、そこは触れてはいけない部分みたいな、立ち入ってはいけないような感じがありました。見て見ぬふりと言われたら、その通り」と発言。井ノ原副社長も「絶対的な支配の中にいたんだと思います。それは巧妙な手口だと思います。その本当に得体の知れない恐ろしい空気感というものを僕は知ってます」と語った。

 橋田は「“得体の知れない空気感”“見て見ぬふりをした”とおっしゃってましたけど、今さらそういう言葉を出しても…っていうところではある。どこまで掘り下げても」と見解。そのうえで「ただ、僕自身もずっと後輩でいたわけではないので、同じ気持ちなんです」とした。

 「13歳頃に性被害を受けて、そのあともずっと7年半ぐらい(ジャニーズ事務所に)いた」と回顧。「僕の後にも被害を受けた子はいるので、僕は止められなかった、そこは悔しいと思っていますし、たぶんお2人とも同じ思いなんだと思う」と2人をおもんぱかった。

 「今考えればもっとできたことはあったんじゃないか、僕も本当に思っています。なので、こういうこと2度と繰り返さないように、絶対的な怖い空気感だったり、見て見ぬふりをしてしまった事実をちゃんと受け止めて、二度とこういうことが起きないように、徹底できる、そういう立ち場に感覚的にはあるのではないかと、お2人もそういう経験をしてらっしゃるので、そういう部分では同じ気持ちかなと思います」とした。

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