ジャニーズWEST・中間淳太がグループ名変更示唆「変えるつもり」　メンバー7人全員合意で事務所と協議

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　ジャニーズWESTの中間淳太（35）が29日、MBSテレビの情報番組「よんチャンTV」（関西ローカル）に生出演し、所属するジャニーズ事務所の性加害問題を巡り「WEST全員、名前を変えるつもり」とグループの名称変更を示唆する発言をした。問題の後、グループ名の変更方針が明らかになるのは初めて。

　中間は仕事などにも影響が出ているとし「なんでこんな思いをしなきゃいけないんだって気持ちになっている」と複雑な心境を吐露。その上で「被害者の方はもっともっと悲しい思いをしている」と述べ、メンバー7人全員がグループ名の変更に合意し事務所と協議したことを明かした。9月7日に同番組に出演した際には、事務所が「ジャニーズ」の名前を残す方針を示したことについて「変えるべき。（グループの）名前がなくなる覚悟もできている」と主張していた。

　WESTは2014年にデビュー。事務所第1号の「ジャニーズ」以来47年ぶりに屋号がそのまま付いたグループとして出発した。名付けたのはジャニー喜多川元社長で、当時は事務所名を冠することについてメンバーから「入れていただけるとありがたい」と求められたことを明かしていた。

　デビュー10周年という大きな節目を来年に控えるWEST。中間は「正直変えたくない部分はあった」と苦悩をにじませ「ファンの人も納得できるような名前を模索している段階。時間はかかるかもしれないが変える方向で進んでいる」と説明した。同グループのファンネーム「ジャス民」や、歌詞に「ジャニーズWEST」が入っている複数の楽曲にも影響を与えそうだ。

　1962年の創業から61年にわたって掲げてきた屋号を変更するジャニーズ。7日の会見後、事務所側と全グループが面談し意見を交わしてきたという。10月2日に改めて行う会見で新名称を発表するとみられる。これに伴い、ジャニーズの冠が付くグループやジャニーズJr.などの名称変更が確実な状況。WESTの先輩グループである「関ジャニ∞」もデビュー20周年を来年に控える中、改名するとみられる。