コムアイ 賛否の中…アマゾンで男児出産 パートナー「最後まで絶対に2人でやり遂げるという強い覚悟で」

[ 2023年7月30日 11:27 ]

アーティストのコムアイ
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 音楽ユニット「水曜日のカンパネラ」元ボーカルでアーティストのコムアイ(31)が22日に第1子となる男児を出産。パートナーで映画監督の太田光海氏(年齢非公表)が30日、インスタグラムを更新し、様子をつづった。

 太田氏は「現地時間7月22日夜、ペルーのアマゾン熱帯雨林にあるワンピス族の村にて、僕とコムアイさんの第一子となる男の子が誕生しました」と報告。

 「ワンピス族伝来の助産術を持つ産婆さん・アニータの隣の家に住み込み、世帯という概念すら曖昧な大家族に暖かく包み込まれるように食事や日常のケアを丁寧にしていただきながら、無事お産の日を迎えました。アニータの導きのもと、僕も助産のアシスタントとして産屋の中で作業しつつ、ときにコムアイさんがもたれかかる台になったり、マッサージをしたり、勇気づけたり、2人で身につけてきたお産の知識を思い出したり。陣痛の痛みは感じられないけど、最後まで絶対に2人でやり遂げるという強い覚悟で付き添いました」「赤ちゃんの髪の毛がうっすらと外に見えてきて、最後にコムアイさんがいきむ直前、例えようのない感情が溢れて涙がこぼれてきました。そして赤ちゃんがこの世に飛び出し、まだ人になりきっていないような産声を上げたとき、生命誕生の瞬間の凄まじさに打たれ、身も心も震えが止まらなくなりました。こんな途轍もないことをやり遂げたコムアイさんのことを、心底誇りに思います。そして、全ての人間がお産を通して生まれてきたという当たり前の事実に対して、改めて言いようのない愛を感じざるを得ません」と出産の様子と心境を克明に記した。

 「赤ちゃんには、ファーストネームに加えてミドルネームとして『ヒ』と名付けました。実は、ワンピス語では、日本語と同じように『火』のことを『ヒ』と言います。両方の言語で同じ意味を持つこの特別な単語を、この地でこの子が生まれた証として残したいと思いました」と現地の言葉を由来とするミドルネームをつけたことも明かした。

 「泣いてお乳を求め、次々おしっことうんちをする赤ちゃんと、『大工事』が終わった身体を癒やすコムアイさんを支えるため、ひたすら洗濯や料理や物運びに明け暮れるここ数日ですが、今まで感じたことのない種類の充実を噛み締めています。今回はお産のための滞在ではありますが、博士論文のためのフィールドワーク以来6年ぶりに長期間過ごしているアマゾンで、本当に多くのことを学び、感じています。今後、様々な活動に発展させていけるよう、引き続き前に進んでいきます。コムアイさんが妊娠して以来、日本にいたときから数えきれないくらい多くの方々に支えてもらい、ここまで来ることができました。僕たちに関わり、応援してくださる全ての皆様に対して、本当に心から感謝します。ありがとうございました!」と結んだ。

 コムアイは今年3月に妊娠を発表。南米アマゾンで出産する計画を明かし、賛否も含めて大きな話題を呼んでいた。7月22日はコムアイの誕生日で、太田氏はストーリーズで「なんとコムアイさんとダブル誕生日」と報告。親子3人の写真を添えていた。

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