カン・ハンナが結婚 お相手は日本人男性 異色の海外出身歌人、短歌誌で異例の誌上発表

[ 2023年7月25日 17:45 ]

カン・ハンナ(2019年撮影)
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 韓国出身のタレントで歌人のカン・ハンナ(41)が25日、自身のツイッターを更新。結婚を発表した。

 同日発売の角川の短歌総合誌「短歌」8月号からの一部抜粋とした上で、「平素より格別のお引き立てを賜り、心よりお礼を申し上げます。私事で恐縮ですが、この度、六月に日本人の男性と結婚する運びとなりました」と報告。

 「そして変わった形かもしれませんが、角川『短歌』の8月号の連載『家族の歌』にて、初めての発表の場を設けさせていただきました」と誌上発表したことを明かした。

 「ここには強い想いがございまして、短歌は私にとって日本の一番の居場所であるからです。また、短歌を通じて長年見守ってくださる、応援してくださる多くの方に、五七五七七の歌で自分の今の心境をお伝えできればと思ったのです。なので、ぜひこちらの短歌の新作とともにエッセイを読んで頂けますと幸いです。結婚相手との馴れ初めについても書かせていただきました」とした。

 「入籍した日、韓国の母から彼へこんなメッセージが届きました。『家族になってくれてありがとう。文化は違うかもしれないけど、愛の本質は世界どこも同じだと思うよ。人生が終わるまでお互い信頼を失わず愛し合えることを願っています。たくさんの時間をかけて結ばれたご縁だから、たくさん愛を注いで幸せになってね。幸福の神様が永遠に二人を守ってくれますように、私は毎日祈ってます』。母も喜んでくれて、私たちのことを心から信じてくれて、嬉しい限りです。皆さま、まだまだの私ですけれども、これからは本当の愛を教えてくれた彼と共に二人で日々の幸せを最も大切にしながら人生を歩んでいけたらと思います。そしてこれからも変わりなく日本で一歩一歩成長した姿をお見せできるように頑張りますので、今後とも貴重な応援をどうぞよろしくお願い致します」と結んだ。

 カンは、来日後に万葉集を知ったことから短歌にハマり、NHK・Eテレ「短歌de胸キュン」、NHK「NHK短歌」などのテレビ番組にも出演。16年に角川短歌賞で佳作を受賞するなど、異色の海外出身の歌人として活躍している。

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