86歳楳図かずおの食事観 「同じものは1週間たつまで食べない」で病気ゼロ
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著名人に健康や元気の秘訣(ひけつ)を語ってもらう企画「だから元気!」。今回はギャグ漫画「まことちゃん」などで知られる漫画家の楳図かずおさん(86)です。昨年には27年ぶりの新作を発表するなどまだまだ現役。その秘訣は食への向き合い方にありました。ホラー作品を生み出す漫画家ならではの独自の“食事観”を教えてくれました。(構成・山内 健司)
もうね、食べることが生きがい。生きるために食べるのか、食べるために生きてるのか、両方ですね。自分流の考え方としては、食事というのは食べられたものの復讐(ふくしゅう)だと思ってるんです。これは怖い話だけど、魚も豚も大根だって食べられるのは嫌なはず。それを食べるんだからどこかで復讐されると思ってます。
でも、神経質になると食べるのが楽しくなくなるじゃないですか。だから、復讐を避けるため、食べるものは1回食べたら、同じものは1週間たつまで食べない。復讐力の強そうなやつを食べても、1週間たてば(復讐心は)もう消えるだろうと思うんですよ。連日で口にする場合は指先ほどの少ない量にする作戦にしたり(笑い)。このルールで、病気は一度もなったことはないので、効き目はあるっていうことなんです(笑い)。
23~27歳の間、不眠症で2時間くらいしか寝られなくなってしまった。当時、診察してくれた先生が食べ物の農薬のことを気にしていたから、食べるものへの注意はその頃から始まりました。
1週間置いて食べることで新鮮な気分で食べられておいしいんです。ただ、肉ってパターンが少ないんです。一方、魚は種類が多くて毎日食べてますね。新聞なんか読むと「ビタミンDが大事」って書いてあって、僕は素直に信じるわけ。サケ、ヒラメ、サバとか。今の時季だったらアユとか季節に合わせたものも食べています。
食事の約3分の2は外食。豊田、八王子、立川などあちこちに足を運んでいます。最近は日本食のお店で初めてタイの目玉を食べました。怖かった~。脂が乗ってて、DHAが豊富で良いんですってね。いろんなお店に行くのが大好き。近いうちに、気に入ってるフランス料理食べに行くんです。ざまあみろ~(笑い)。
料理も暇つぶしには一番だと思ってて、よくやってます。少し前はにおいが苦手だったのに、最近はイワシがないとやっていけないぐらい。煮てあるものを買って2センチサイズに刻んでフライパンにオリーブオイルを敷いて焦がす。そこでキャベツやタマネギを炒めて絡めて食べるとおいしいのよ~。言ってただけでよだれ出てきちゃった(笑い)。この前は焦がしたイワシに6等分したしいたけを入れて最後にチリソースかけたものを夜食に食べちゃった。他にも、買ってきたくるみちりめんに、はちみつ入れて長持ちさせたり。一から作るんじゃないんだけど、ちょっと手を加えていくのが楽しいんです。
健康という点で、歩くことも好きだったけど、コロナ禍になってから歩けてないんです。やばいです。心もとないので家を出た瞬間、家の前をダッシュしてちょっと走るんです。そこで体の調子を確かめられるんです。食事に気を使ってるからか、まだまだ丈夫ですよ。歯も全部そろっていて、歯医者から80歳で歯が20本以上あると市から表彰されると聞かされた時は「嫌です。100歳になった時にやってください」って伝えましたよ。
≪「14歳」のチキン・ジョージはこうして生まれた≫「食べられるものからの復讐」という独特の食事観は作品にも影響を与えていた。「動物を殺して食べることに対して罪の意識が絶対あるから人工的な栽培肉食べようっていう日がくると思ってた」という考えから、SF漫画「14歳」に登場するチキン製造会社の工場で培養肉となるササミ細胞から生まれるチキン・ジョージが誕生したという。「食べ物からアイデアが浮かぶことが結構あるんです。だから食事は凄い大事」と笑顔を見せた。
≪「楳図かずお大美術展」101枚の連作絵画必見≫東京、大阪でも開催された「楳図かずお大美術展」=写真=が先月10日から名古屋市のテレピアホールで開催されている。27年ぶりの新作「ZOKU―SHINGO 小さなロボット シンゴ美術館」が101枚の連作絵画で展示されている。楳図氏は「労力としては僕が1人でせっせと絵の具を塗っただけ。AIなどを使って計算で出したものよりも、人間の力が入っていてAIには負けていません」とPR。また「社会全体でエネルギー問題が起きている。“描く”という意味で、エネルギーを全く使わない見本としてもたくさん見ていただけたら」とメッセージ性も込めた。8月6日まで。
◇楳図 かずお(うめず・かずお)本名楳図一雄。1936年(昭11)9月3日生まれ、和歌山県出身の86歳。55年に「森の兄妹」でプロ漫画家デビュー。代表作に「漂流教室」「まことちゃん」など。18年に「わたしは真悟」でアングレーム国際漫画フェスティバルの遺産部門を受賞。今年には手塚治虫文化賞の特別賞を受賞。
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