「どうする家康」ネット号泣…信康が半蔵の嘘を見抜いたワケ 同じ21歳・細田佳央太が語る初大河の裏側
「どうする家康」松平信康役・細田佳央太インタビュー
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嵐の松本潤(39)が主演を務めるNHK大河ドラマ「どうする家康」(日曜後8・00)は2日、第25回が放送され、前半最大のクライマックス「築山殿事件」「信康事件」(天正7年、1579年)が描かれた。主人公・徳川家康が愛妻・瀬名と愛息・松平信康を同時に失う人生最大の悲劇。戦のない“慈愛の国”を目指し、信念を貫いた2人の最期に、号泣の視聴者が続出。SNS上には「瀬名&信康ロス」が広がった。信康役を好演した俳優の細田佳央太(21)に撮影の舞台裏を聞いた。
<※以下、ネタバレ有>
「リーガル・ハイ」「コンフィデンスマンJP」シリーズなどのヒット作を生み続ける古沢良太氏がオリジナル脚本を手掛ける大河ドラマ62作目。弱小国・三河の主は、いかにして戦国の世を生き抜き、天下統一を成し遂げたのか。江戸幕府初代将軍を単独主役にした大河は1983年「徳川家康」以来、実に40年ぶり。令和版にアップデートした新たな家康像を描く。古沢氏は大河脚本初挑戦。松本は大河初主演となる。
第25回は「はるかに遠い夢」。武田四郎勝頼(眞栄田郷敦)が暴いた瀬名(有村架純)と松平信康(細田佳央太)の“慈愛の国”計画。それはやがて、織田信長(岡田准一)の知るところとなる。2人の始末をつけなければ、織田と戦になる。それでも徳川家康(松本潤)は信長の目を欺き、妻子を逃がそうと決意。一方、瀬名は五徳(久保史緒里)に「姑は悪女だ」と訴える信長宛の手紙を書かせ、全責任を負う覚悟。岡崎城を出た信康もまた、逃げ延びることを良しとしない…という展開。
家康は“替え玉作戦”を敢行。しかし、瀬名は身代わりの女を逃した。
紅葉の二俣城。平岩親吉(七之助)(岡部大)と大久保忠世(小手伸也)は信康を説得。髭も伸びた信康が「母上がお逃げになってからと言うたはず」とクギを刺すと、服部半蔵(山田孝之)は「お方様は、無事お逃げになりました」「殿が直々に説得なさいました。とある村の古寺に、身を寄せておられます」と報告した。
信康は半蔵の顔を見ると「おまえは忍びのくせに、嘘が下手じゃな。ご自害、なさったのじゃな」と悟った。半蔵は「すべては、若殿に生き延びていただくためでござる。お逃げくだされ」。信康は息を吐くと、七之助に「手を貸してくれ」と抱えてもらい、一瞬の隙に刀を奪って腹に突き刺した。
「七、我が首を…しかと…信長に…届けよ。(忠世に)わしが…徳川を守ったんじゃ!(這いつくばり、半蔵に)信康は…見事…務めを果たしたと…父上に…」
七之助は慟哭、忠世は絶句。半蔵が刀を抜く。「ならん、半蔵」と信康に覆いかぶさる七之助に「どけ!」。忠世が信康から七之助(小手伸也)を離す。半蔵は最後の力を振り絞って自分を見上げる信康を介錯。「御免」――。
浜松城。於愛の方(広瀬アリス)の笛の音が響く中、井伊万千代(板垣李光人)が「ご自害なさいました」と報告。家康は表情を失う。立ち上がるも、数歩歩くと気絶した。
「勇将」ながら「粗暴」の評価もある松平信康だが、今作は心優しき勇敢な青年として描かれた。第22回「設楽原の戦い」(6月11日)、織田軍の鉄砲隊による「なぶり殺し」を目の当たりに。一時は心のバランスを失ったが、最愛の母と安寧の世を夢に描き、妻・五徳(久保史緒里)とともに笑顔を取り戻した。最期は徳川家嫡男のプライドを胸に散った。従来のイメージを塗り替える新しい信康像。大河初出演&時代劇初挑戦の細田が見事に体現した。
作品の中で生涯を終える役は、自身のキャリア初。細田は「あくまで死ぬのは役なんですけど、僕は信康のことが大好きだったので、どうしても人ごとにできなくて。最初の頃は『死にたくない』とばかり思っていました。ここまで役に入ってしまったのは初めてです。なので、そこから、どう脱却するのか、どう信康として死の覚悟を背負うのか。初めての時代劇で所作も大変でしたが、どうすればその境地に自分を落とし込めるのか、その方が凄く苦労しました」と述懐。役作りの悩みは、どのように乗り越えたのか。
「最近は『やっぱり役作りは孤独なもの』とか『1人で役に向き合わないといけない』と思いがちだったんですけど、今回は監督や共演者の皆さんが『できることがあったら、何でも言って』とか『分からないことがあったら、何でも聞いて』と声を掛けてくださって。だいぶ気持ちが楽になりました。あらためて『自分は1人じゃないんだ』ということを実感できて、そのおかげだと思います」
信康のラストシーンについては「自分だけ逃げ延びるという不誠実なことはしない。その思いは、信康の中で絶対的なものだったと思います。この回までに信康と半蔵さんの関係は描かれていませんが、優しい信康だからこそ、半蔵さんが優しい人だということにも気づいていて、嘘を見抜けたんじゃないでしょうか。あそこで信康を斬れるのは、もう半蔵さんしかいないですよね」と解釈。
七之助→忠世→半蔵と順に最期の言葉を掛けるのは、村橋直樹監督の演出プラン。「おなかを斬った時の血糊の段取りはありましたけど、焦ることなく、落ち着いて臨めたと思います。異様に熱量が高いシーンだったのを覚えています。大量の汗をかきました」と明かした。
信康の自害を演じ切り、自身の初大河を撮了。「どの作品もそうなんですが、クランクアップしても、また次の日も撮影があるんじゃないかと思ってしまうんですよね。なので、アップした直後は達成感や余韻に浸ることはなくて、無事に終えることができてホッとした気持ち。もう信康を演じることもないと、ちゃんと自覚したのは、少し時間が経ってからだと思います」。クランクイン前とクランクアップ後には、信康の墓がある清瀧寺(静岡県浜松市)を訪れ、手を合わせた。
奇しくも、信康が亡くなった年齢と同じ21歳。「現代なら普通の男の子として生きられたのに、強さを求められ、時代にのまれていく生涯を演じた身としては、いまだにつらいものがあります。母上もそうなんですが、もし平和な時代だったら、そうじゃなかったとしも、あの事件がなかったら、信康はどんな人生を送ったのかな…」と思いを馳せた。
4歳から芸能活動を開始。2019年6月公開の映画「町田くんの世界」(監督石井裕也)の主演に、1000人超の応募者の中から抜擢され、各映画賞(新人賞)を席巻。21年4月期のTBS日曜劇場「ドラゴン桜」で東大合格を目指す昆虫好きの心優しき生徒・原健太役を好演し、感動を呼んだ。
放送中の主演ドラマ「ドロップ」(WOWOW、金曜後11・00)は一転、初のヤンキー役。8月には有観客としては自身初となる舞台「メルセデス・アイス MERCEDES ICE」(11~20日、東京・世田谷パブリックシアター)が控える。念願だった大河ドラマを血肉に、さらなる飛躍が期待される。
「信康は父・家康さんから武将としての在り方、母・瀬名さんから人としての在り方を、それぞれ教わったんだと思います。僕個人も信康のように、松本さんから座長としての在り方、有村さんから役への向き合い方を特に学ばせていただき、お二人には心から感謝しています。これだけ素敵な経験をさせていただいた以上、今後に生かさないのは失礼ですよね。もう一度、大河に呼んでいただくためにも、頑張り続けなきゃいけないなと感じています。おじいちゃんになるまで役者を続けられたら、というのが一番の目標です」
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