【明日1月14日のおちょやん】第29話 千代、初舞台成功!人気公演になるも千鳥は表情険しく

[ 2021年1月13日 13:00 ]

連続テレビ小説「おちょやん」第29話。カフェーキネマにて。進太郎にあるモノをあげる千代(杉咲花)(C)NHK
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 女優の杉咲花(23)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「おちょやん」(月~土曜前8・00、土曜は1週間振り返り)は14日、第29話が放送される。

 『正チャンの冒険』の本番当日。劇場にはたくさんの客と子どもたちが足を運ぶ。その中には、別れた夫が引き取った息子と芝居を見る洋子(阿部純子)の姿もあった。千鳥(若村麻由美)の夜通しのなぎなた稽古のおかげもあり、何とか初舞台を成功させた千代(杉咲)だった。カフェーの店長・宮元からは、舞台成功のお祝いに、あることを許される。一方、人気で延長公演となった千代と座員の姿を見て、険しい顔をする千鳥だった…。

 朝ドラ通算103作目。タイトルの「おちょやん」は“おちょぼさん”が訛り、茶屋や料亭などで働く小さい女中さんを意味する大阪ことば。女中奉公の8年間がヒロインの原点になっていることの象徴として採用された。TBS日曜劇場「半沢直樹」(2013年)「下町ロケット」(15年)「陸王」、テレビ朝日「家政夫のミタゾノ」などのヒット作を生んだ脚本家の八津弘幸氏(49)が手掛け、朝ドラ初挑戦となるオリジナル作品。明治の末、大阪・南河内の貧しい家に生まれた少女・竹井千代(杉咲)が芝居の世界に魅了されて女優を目指し、のちに「大阪のお母さん」と呼ばれる上方のコメディエンヌになる姿を描く。

 主題歌はシンガー・ソングライターの秦基博(40)が書き下ろした「泣き笑いのエピソード」。語りは落語家の桂吉弥(49)が黒衣(くろご)役(観客からは見えないという約束事の下に舞台上に現れ、芝居の手助けをする人)として務める。

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