古市憲寿氏 日本医師会会長の会見に違和感「あそこまで危機をあおるなら会見もオンラインですべき」

[ 2020年11月19日 10:55 ]

フジテレビ社屋
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 社会学者の古市憲寿氏(35)が19日、フジテレビ「とくダネ!」(月~金曜前8・00)に出演。日本医師会(日医)の中川俊男会長が18日の記者会見で、新型コロナウイルスの感染拡大地域との往来を自粛するよう国民に要請し、今週末を「秋の我慢の3連休としてほしい」と述べたことについてコメントした。

 中川会長は、政府の観光支援事業「Go To トラベル」と感染拡大との関係については「エビデンス(証拠)がなかなかはっきりしないが、きっかけになったことは間違いない」と言及した。国内では18日に新たに2203人の新型コロナウイルス感染者が確認され、過去最多を更新した。

 古市氏は「違和感があったのは、あそこまで危機をあおるなら会見もオンラインですべき。自分たち医師会がそういうことができてなくて皆さんに我慢を求めますっていうあいまいな言葉で国民に協力を呼び掛けるのはちょっとちくはぐかなって思う」と指摘。

 さらに、「我慢の3連休って言っても、これも言葉があいまい。例えばショッピングモールとか公園とかクラスターが起こっていない場所と、宴会とかクラスターが起こりやすい場所は分かってきている。それ全部一緒くたにして我慢って言っちゃうと言葉に説得力があまりにもない」と自らの見解を述べた。

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2020年11月19日のニュース