俳優の正田尚大がコロナ感染　稽古でクラスター発生の舞台に主演

　俳優の正田尚大（28）が新型コロナウイルスに感染したと、所属事務所が31日発表した。

　正田は稽古期間中に出演者の感染が20人以上確認された舞台「商店街グランドリオン」に主演。濃厚接触者としてPCR検査を受けていた。同舞台は7月29日開幕予定だったが延期になった。主催する「劇団バルスキッチン」のブログによると、すでに関係者全員のPCR検査を実施。感染が広がった稽古場はコロナ消毒専門業者を手配し消毒する予定だという。

　正田は発熱などはないが、味覚や嗅覚障害があり、保健所の指示に従い治療に専念中。出演を予定していた舞台「徒桜」（13日開幕）は降板となった。