海老蔵、勸玄くんに恋愛のススメ　役者としても「モテてくれないと困る」

「十三代目市川團十郎白猿　襲名記念　市川海老蔵」に来場した市川海老蔵
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　歌舞伎俳優の市川海老蔵（41）が27日、都内で開催中の「十三代目市川團十郎白猿　襲名記念　市川海老蔵」（日本橋高島屋、9月8日日まで）に来場。長男の堀越勸玄（かんげん）くん（6）が「僕と同じことをしたがる。お生意気で…」と成長ぶりを語った。

　報道陣から「勸玄くんはモテそうですね」と声をかけられると「モテてくれないと困る。役者なのでモテてなんぼ。モテてくれないと商売あがったりです」と役者として魅力的に育ってほしいといい、勸玄君自身の恋愛も「いくらでもすればいい。傷ついて学んで」と話した。

　海老蔵は先月の「七月大歌舞伎」で急性咽頭炎のため4日間休演。体調を案じられると「なんとか。休暇を取ったので」と改めて報告。この日更新した自身のブログに「今日明日終わったら　入院です。」と記していたが、「人間ドックです。年に一度の」と説明した。

　「七月大歌舞伎」には勸玄くんも出演しており、父が休演中も舞台に立ち続けた。海老蔵は勸玄君が独りで舞台に立っている映像をDVDとして手渡されたが「すぐに観れなかった。申し訳なくて。少し経ってから観て『よくやったね』と。せがれにも申し訳なかった」と振り返っていた。

　同展覧会は市川海老蔵が歌舞伎俳優として、人間として、父として歩んできたこれまでの軌跡を紹介。成田屋縁の資料や衣装、映像など約100点が飾られている。来年5月に十三代目市川團十郎白猿を襲名するため、市川海老蔵として最後の展示会となる。