チューリップ財津和夫が退院報告 大腸がん手術、ファンの支えに感謝「励みになりました」

[ 2017年7月3日 20:05 ]

財津和夫
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 大腸がんの治療で入院していたバンド「チューリップ」のリーダーで歌手の財津和夫(69)が退院していたことが3日、分かった。バンドの公式サイトと自身の個人サイトで発表した。

 「予定のコンサートを中止して治療の日々をしばらく過ごしてまいりましたが、手術を終え、この度退院いたしましたことをご報告いたします。皆様から頂いたたくさんのお便りやお言葉、ほんとうに励みになりました。心より御礼申し上げます」と感謝の思いをつづった。

 今後については「今後は体調を整えて徐々に仕事へも復帰していく所存です。どうぞこれからもお付き合いよろしくお願いいたします」としている。

 財津は6月2日、大腸がんを患っていることを所属事務所を通じて報告。しばらくの間は治療に専念し、6〜7月に予定されていたバンドの全国ツアー4公演は中止すると発表した。

 ◆財津 和夫(ざいつ・かずお)1948年(昭23)2月19日生まれ、福岡県出身の69歳。高校でビートルズの影響を受け、大学在学中に「フォーシンガーズ」を結成。バンド名をチューリップとして、72年に「魔法の黄色い靴」でデビュー。73年「心の旅」、75年「サボテンの花」などのヒット曲を発表。チューリップの楽曲のほとんどで作詞・作曲を行い、松田聖子らに楽曲提供するなど作曲家としても活躍。

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2017年7月3日のニュース