フジテレビ社長 4&7月期の月9に期待「復活の機運を感じる改編」

[ 2017年3月31日 15:43 ]

フジテレビ本社
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 フジテレビの亀山千広社長(60)が31日、東京・台場の同局で定例会見を行い、月9ブランド復活への期待を明かした。

 看板ドラマ枠「月9」の30周年を飾る作品として放送されるのは「嵐」の相葉雅紀(34)主演の「貴族探偵」(4月17日スタート、月曜後9・00)。7月には「コード・ブルー〜ドクターヘリ緊急救命〜」が約7年ぶりに復活し、第3シーズンが月9で放送されるということで「復活の機運を感じる改編だと思っている」と自信をみせた。

 一方で20日に最終回を迎えた「突然ですが、明日結婚します」(月曜後9・00)平均視聴率は6・0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。全9話の期間平均視聴率は6・7%。「月9」全話平均の従来の最低は「カインとアベル」(昨年10月クール、全9話)の8・2%。これを下回り、月9ワースト記録を塗り替えた。月9の視聴率低迷については「視聴率的には苦戦したが、それぞれやろうとしてたことを貫いていた。自信を持って」と労った。またこれからのことを聞かれると「視聴形態が変わっているので、(印象的な)キャラクターが生み出されていくことが、月9に限らずドラマの鍵だと思う」と語った。

 また月9の黄金時代の立役者として元SMAPの木村拓哉(40)の存在が大きかったことにも触れ「月9の顔の1人になってくれた。彼が出てる作品は視聴率もとっている。月9を盛り立てた3人って言ったら入ると思う。結果がそれを表していると思う」と話し、「彼も恋愛ドラマから(HEROの)久利生公平へいっているわけですから」と月9から話題になるキャラクターが生まれることを願っていた。

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2017年3月31日のニュース