マンボウやしろ、芸人引退→構成作家へ「ゼロから脚本の勉強を」

[ 2016年7月19日 05:30 ]

芸人を引退し、構成作家に転身することを発表したマンボウやしろ

 ブサイクランキング殿堂入りでも知られるマンボウやしろ(40)が18日、芸人引退を発表した。今後は本名「家城啓之」として構成作家に転身する。この日、自身のメールマガジンで「芸人を辞めることにしました」と表明。自身が出演するTOKYO FM「スカイロケットカンパニー」(月曜―木曜後5・00)でも発表し、ツイッターにも「ゼロから脚本の勉強をしていきたいと思います」とつづっている。

 やしろは16、17日に東京・新宿の劇場「ルミネtheよしもと」でイベントを開催。サイコロを振って「1」の目が出なければ芸人を引退する企画だったが、すでに“決別”を決めていたためサイコロを振ることはなかった。翌日になっての発表となったが、関係者によると、楽屋でも「これが芸人として最後のライブになる」と話していたという。

 メルマガは約4300字の長文。「多分もうバラエティー番組には出ないと思いますしコントもしませんしお笑いライブにも出ません。なぜなら芸人を辞めるからです」と宣言。「脚本家としてちゃんと名前が売れてちゃんと評価されて、それで脚本家として声をかけてもらったらテレビに出るかもしれません」とし、「なんとも愉快で楽しい芸人人生でございました。それでは始まります」と締めくくっている。

 やしろは過去にファッションデザイナーの山本寛斎氏や演出家の宮本亜門氏に憧れ、舞台演出や脚本を手掛けるなど裏方としても活躍していた。最近はピン芸人として活動しながら、その傾向が強くなっていた。

 スポニチ本紙元日付では、女性3人組「perfume」のメンバーの、のっちこと大本彩乃(27)との交際が明らかになり、話題を呼んでいた。

 ◆マンボウやしろ 本名家城啓之(やしろ・ひろゆき)。1976年(昭51)7月19日、千葉県生まれの40歳。97年にお笑いコンビ「カリカ」を結成し、11年に解散。芸名の由来は、急カーブができず障害物が避けられないほど弱くても生き残るマンボウにあやかった。趣味は女装、音楽鑑賞。1メートル78、60キロ。血液型B。

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