12連勝懸かった広島、地元で地上波中継なくファン落胆 連日高視聴率が…

[ 2016年7月1日 12:27 ]

30日の試合で空振り三振に倒れる広島の鈴木(右)

 地元で連日高視聴率を叩き出しているプロ野球・広島カープのテレビ中継。だが、12連勝が懸かった6月30日の試合は地元局での地上波中継がなく、SNSなどでは地元ファンの怒りの声や落胆する声が集まった。

 球団史上32年ぶりの11連勝を達成した29日のヤクルト戦(マツダ)を生中継した広島テレビ(日本テレビ系)の平均視聴率は31・4%(ビデオリサーチ調べ、広島地区)。前日28日の「広島―ヤクルト」(三次)では33・0%(広島テレビ)を記録。今年度の広島地区の全番組を通じて最高の数字を叩きだした。

 1984年に記録した球団最長の12連勝が懸かった30日の一戦は、まさかの地元地上波での中継がゼロ。CSなどの有料放送では中継されたが地上波中継はなく、ツイッターなどでは「ホームなのに中継ないとは。どうなってるの?」「なぜ今日みたいな日にテレビ中継ないの。ありえんじゃろ!」と地元ファンの嘆くつぶやきが。試合は2―5で敗れ12連勝はならず。地元ファンにとってはダブルパンチの一日だったかもしれない。

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2016年7月1日のニュース