加山雄三に旭日小綬章 77歳の若大将「生涯現役で頑張る」

[ 2014年11月3日 05:20 ]

受章の喜びを語る歌手の加山雄三

 政府は3日付で2014年秋の叙勲受章者を発表した。芸術文化分野では、歌手で俳優加山雄三(本名・池端直亮、77)、女優の樹木希林(本名・内田啓子、71)、浜木綿子(本名・香川阿都子、79)、ソプラノ歌手林康子さん(71)、野球漫画「ドカベン」などの漫画家水島新司さん(75)に旭日小綬章が贈られた。

 来年で芸能生活55周年の加山は喜寿の今も「若大将」が代名詞。「生涯現役で頑張らせていただきたい。“若大将”と声を掛けられるとうれしいんですよ」とコメント。樹木は「天災や人災、疾病の世の中で、どういう気持ちで受け取ればいいのかちょっと戸惑いましたね」。夫の歌手内田裕也(74)からは「四の五の言わないでおとなしく頂け」と言われたという。水島さんも「プロ、アマの大勢の選手や球界関係者の方々の応援、協力に支えられて頑張ってこられました」と喜んでいる。

 東京五輪招致委員会専務理事だった水野正人ミズノ相談役会長(71)は旭日中綬章を受けた。2度目の東京五輪を実現させた立役者の一人で「皆さんに助けていただいたおかげ。言葉が出ないほど光栄」。今回最高位の旭日大綬章は坂根正弘元コマツ社長(73)ら6人が選ばれた。

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2014年11月3日のニュース