センバツに苦い思い出…赤星氏「2回とも僕のエラーで負けた」

[ 2014年3月11日 09:33 ]

会見で笑顔をみせる赤星憲広氏と豊崎由里絵アナ

 元阪神でスポニチ本紙評論家の赤星憲広氏(37)が21日に開幕する第86回選抜高校野球大会のハイライト番組、MBSテレビ「みんなの甲子園」のナビゲーターを務めることになり10日、大阪市内の同局で「野球の原点に返られる番組。自分の思いをテレビ越しで伝えられたら」と意気込んだ。

 赤星氏は大府(愛知)時代に2度センバツに出場。初出場の2年時は初戦で駒大岩見沢と対戦し、1―0で大府リードの3回、赤星氏の失策で2失点。翌年も初戦で多村仁志(現DeNA)擁する横浜と激突し、初回、赤星氏の失策で先制された。その苦い過去を振り返り、「2回とも僕のエラーで負けた。あの悔しさがあったからプロで頑張れた。センバツは野球人生において特別なものです」と感慨深げに話した。

 4度目の番組ナビゲーターで、今年は出場校へ自ら取材に行き、初インタビュー。「今までプロ選手はありましたけど、高校球児は初めて。球児たちの緊張がボクにも伝わって…。あんなに緊張するとは思わなかった」と苦笑いしていた。

 平日はハイライト番組として午後5時ごろから、土、日曜は深夜に放送する。

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2014年3月11日のニュース