4語受賞は過去最多!ドラマから19年ぶり 第1回は「まるきん…」

[ 2013年12月2日 17:03 ]

「ユーキャン新語・流行語大賞」年間大賞発表

 今回で30回目を迎えた「ユーキャン新語・流行語大賞」は1984年にスタート、当初は新語部門・流行語部門に分かれており、第1回は新語「オシンドローム」流行語「まるきん まるび」が金賞に輝いた。

 候補語の選定は「現代用語の基礎知識」(自由国民社)読者アンケートでノミネートされ、選考委員会によってトップテンと年間大賞が選定される。選考委員会は、姜尚中氏(作家、聖学院大教授)、俵万智氏(歌人)、鳥越俊太郎氏(ジャーナリスト)、室井滋(女優・エッセイスト)、やくみつる氏(漫画家)、箭内道彦氏(クリエーティブ・ディレクター)、清水均氏(「現代用語の基礎知識」編集長)の7氏。

 1991年の第8回からは部門別選定から年間大賞選定に変わり、2004年には通信講座で知られるユーキャンと提携、現在の形となった。

 今年のように複数受賞となったのは94年が最初で「すったもんだがありました」(宮沢りえ)「イチロー(効果)」(イチロー)「同情するならカネをくれ」(安達祐実)の3語。翌95年も「無党派」(青島幸男東京都知事)「NOMO」(野茂英雄)「がんばろうKOBE」(仰木彬)、続く96年も「自分で自分をほめたい」(有森裕子)「友愛/排除の論理」(鳩山由紀夫)「メークドラマ」(長嶋茂雄)と3年連続で3語受賞となった。

 この後も複数受賞はあったが、10年からは「ゲゲゲの~」(武良布枝「ゲゲゲの女房作者」)11年「なでしこジャパン」(日本サッカー協会女子委員会)12年「ワイルドだろぉ」(スギちゃん)と単独受賞がつづいていた。

 今年の4受賞者は95、96、99、03年の3受賞者を超える史上最多。「倍返し」「じぇじぇじぇ」は94年「同情するならカネをくれ」以来19年ぶり“ドラマ発”の大賞受賞となった。

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2013年12月2日のニュース