宮澤佐江と鈴木まりや「SNH48」上海公演に初参加

[ 2013年10月12日 06:00 ]

SNH48の公演に初参加した宮澤佐江、鈴木まりや(C)SNH48

 AKB48の中国・上海版「SNH48」の宮澤佐江(23)と鈴木まりや(22)が11日夜、初めて上海公演に参加した。

 日中関係が冷え込む中、2人は出演できない状態が続いていたが、共同電によると当局の許可が下りた。市中心部にある専用劇場で公演が始まると、400人近いファンが声をそろえて大声援を送った。

 AKB48の「最終ベルが鳴る」公演全16 曲と「ヘビーローテーション」を加えた全17曲すべてを中国語訳し、二人は中国語で全ての楽曲に出演。またアンコールでは、宮澤センターでの「ヘビーローテーション」を披露した。

 SNHは中国各地のオーディションで選ばれたメンバーで昨年10月に結成。宮澤らは翌11月に合流した。しかし、今年1月の上海でのデビュー公演では「(出演のための)ビザ(査証)が発行されていない」(運営会社)との理由で舞台に上がれず、活動は練習などに限定。日中関係の悪化が響いたとみられる。

 宮澤は「本当にお待たせしましたという気持ち」と感無量の様子。鈴木も「AKBや日本にも興味を持ってくれていることに感謝しています」と話した。

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