インディーズバンドなど100組以上共演 大阪で音楽フェス開催

[ 2013年7月6日 18:55 ]

 インディーズを中心に100組以上のバンドが参加する音楽フェスティバル「見放題」が6日、大阪・ミナミのアメリカ村にあるライブハウスなどで開かれた。オリジナルの曲や演奏を披露し、会場を熱気に包んだ。

 開催は6回目で、実行委員会の高橋祐己さん(34)は全国のライブハウスを自ら訪問。「とにかくおもしろいこと」を基準に、ロックやフォークなどジャンルを問わず出演するバンドを探してきた。

 当初は観客が200人程度の小さなイベントだったが、今年は約2千枚のチケットが約3週間前に完売。「お客さんがイベントそのものを楽しみにしてくれている」と高橋さんは喜ぶ。

 若いバンドが羽ばたくチャンスにもなっており、男性4人のバンド「ココロオークション」は2011年の出演で脚光を浴び、曲は昨年の大阪マラソンの応援ソングにも抜てき。今年も満員の観客約800人を前に力強い歌声を響かせた。

 気になるバンドを見逃さないよう、会場間を走る観客の姿も。大阪府八尾市の平山光さん(20)は「知らないバンドも一気に見られる。音楽好きにはたまらない」と満足そうに語った。

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2013年7月6日のニュース