メッセンジャーあいはら困った 前売りまだ50枚「えらいこっちゃ」

[ 2013年7月6日 09:00 ]

 お笑いコンビ「メッセンジャー」のあいはら(43)が5日、大阪市内で、14日に初開催するお笑いとレゲエが融合した野外フェス「泉州サマースプラッシュ」(泉大津フェニックス)の集客アップへ声を張り上げた。

 キャパ3000人の会場ながらチケットは前売りが50枚しか売れていない非常事態。「えらいこっちゃです。ほんまにお願いします」と必死に訴えた。

 同フェスは、あいはらの知人でイベント経営の男性役員が企画したもので、岸和田出身のあいはらが実質的な総合プロデューサーを担当。地元活性化のためひと肌脱いだ格好で、出演料以外ほぼ“ノーギャラ”でタレントのブッキングや営業活動などフル稼働している。

 あいはらら芸人6組のお笑いステージと、レゲエ歌手で同じ泉州出身のブッキーランキンらが約4時間のライブを展開する2部構成。充実のラインアップだが、地元の有志を中心に運営しているだけに広報活動がイマイチで、商店街にポスターを張る告知戦略は不発。ユーチューブにPR動画をアップしたが、こちらも再生回数は200回足らずと効果が乏しい状況となっている。

 残り2950枚のチケットを1週間でさばくには、単純計算で1日400枚以上売れなければ届かないとあって、「手売りもしてます。赤字は仕方ないが2回目を目指すために、なんとかフェスを形にしたい」と決意。台風シーズンで天候も気になるところだが「嵐でもやるでしょうね」とヤケ気味に意気込んだ。

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2013年7月6日のニュース