伊藤英明&坂口憲二の刑事ドラマ「ダブルス」 最終回は12・9%

[ 2013年6月14日 10:06 ]

テレビ朝日系ドラマ「ダブルス 二人の刑事」でダブル主演した伊藤英明(左)と坂口憲二

 伊藤英明(37)と坂口憲二(37)がダブル主演するテレビ朝日系連続ドラマ「ダブルス 二人の刑事」(木曜後9・00)の最終回が13日に放送され、平均視聴率が12・9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが14日、分かった。

 初回は15・8%と好スタートを切ったが、その後は11%前後と伸び悩んだ。最終回は前回から2・1ポイント戻した。全9話の平均は11・9%だった。

 多発する凶悪犯罪に対処するため、警視庁新宿中央署に新設された刑事課特殊班に配属された2人の刑事が時に対立しつつも絶妙なチームワークを発揮しながら難事件を解決していく本格サスペンスのアクション刑事ドラマ。ダブル主演の伊藤と坂口の共演は、フジテレビ系の連続ドラマ「天体観測」(02年)以来で約10年ぶり。伊藤は細かいことを気にしない刑事・山下俊介、坂口は対照的に真面目な熱血漢の刑事・田代啓一を演じた。本格サスペンスに加え、肉体派コンビの激しいアクションを盛り込んだ新しい刑事ドラマとして注目を集めた。共演は内田有紀(37)、夏菜(24)ら。

 最終回は、警察内部の情報漏えい事件を追って、何者かに撃たれた涼子(内田)の意識は一向に戻らなかった。その直後、山下と田代が内偵していた大手ゼネコンの会長・大崎(団時朗・64)の息子で、社長の勝也(金子賢・36)も銃を手に死亡する。鑑識の結果、涼子は勝也が所持していた銃で撃たれたことが判明。犯人は勝也だったのか。勝也が進めていた再開発計画に関連して、何者かが殺人を繰り返しているのではと考え、山下と田代は勝也の自殺に疑問を感じる。新宿中央署は勝也の死を自殺として発表するが、署長の前川(橋爪功・71)は捜査の続行の許可を出して…という展開だった。

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