競争率22倍突破!宝塚音楽学校 双子で合格も

[ 2013年3月30日 06:00 ]

宝塚音楽学校に合格し喜ぶ、双子の姉久保理沙子さん(左)と妹まりさん

 兵庫県宝塚市の宝塚音楽学校で29日、第101期生の合格発表があり、兵庫県西宮市の双子で姉久保理沙子さん(17)と妹まりさん(17)ら40人が合格した。

 理沙子さんは仁川学院高、まりさんは西宮東高2年。小学2年の2002年に宝塚大劇場を訪れ、当時の星組トップスター香寿たつき主演の「プラハの春」を初観劇し、同校受験を決意。3度目の挑戦で、881人が受験した競争率22倍の難関を突破した。

 理沙子さんは1メートル70、まりさんは1メートル72でともに男役志望。同校に合格した双子は8組目、そろって男役を目指す双子の合格者は、1977年に入学した65期生の春野亜里紗、春野亜衣梨以来36年ぶり2組目。目標とする先輩に、声をそろえて「明日海りおさん」と花組準トップを挙げ、「今まで2人で一緒にやってきたので、(ライバルとなる)これからも、2人で一緒に頑張りたい」と見つめ合った。

 入学式は4月20日。2年間バレエや声楽の指導を受けるほか礼儀作法も身に付ける。

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