サプライズ！珠理奈、２８枚目で優子とＷセンター　

ＡＫＢ４８「第３回じゃんけん大会」

（9月18日 日本武道館）
　注目を集めていた前田敦子（２１）の後継となる最初のセンターが決まった。大会前のミニライブで、来月３１日発売のＡＫＢ４８の新曲「ＵＺＡ」を初披露。大島優子（２３）とＳＫＥ４８の松井珠理奈（１５）によるダブルセンターとなった。

　武道館の大型モニターで選抜の名前を１人ずつ発表。最後にセンターの名前が呼ばれた。まず「ユーコ・オオシマ～」と大島の名前が発表。沸き上がる観客をよそに、画面には「ａｎｄ…」の文字。続いて「ジュリナ・マツイ～」と名前が呼ばれると、驚くファンの声が武道館を包んだ。
　
　選抜１６人で披露した「ＵＺＡ」は、「うざい」という言葉がテーマのダンスナンバー。ＡＫＢ楽曲史上最も高難度という振り付けが特徴で、この日はプロダンサー３７人を加えた特別版で沸かせた。３度目のセンターとなる大島は、プロに交ざって踊るなど貫禄十分。「ＡＫＢ４８を全力でやる」と今年の総選挙で話した通り、熱心にダンスの練習に取り組んだという。

　一方、松井は４年ぶり２度目のセンター。０８年１０月、当時１１歳ながらＡＫＢのシングル「大声ダイヤモンド」でセンターに大抜てき。「期待の大型新人」と騒がれ、プレッシャーに何度も押しつぶされそうになったが、若さと経験は誰にも負けない。「ＡＫＢ４８を超えたい」というＳＫＥメンバーの思いを背負ってセンターに立つ。

　ただ、この２人が今後もセンターを務めると決まったわけではない。ＡＫＢ４８の第２章は始まったばかりだ。