海老蔵 香川照之から梨園入りの相談受けていた「すごく緻密な話をした」

[ 2012年7月13日 06:00 ]

八月花形歌舞伎「伊達の十役」のポスターの前で笑顔を見せる市川海老蔵

 歌舞伎俳優の市川海老蔵(34)が12日、都内で「八月花形歌舞伎」(東京・新橋演舞場)の製作発表会見を行い、市川中車として歌舞伎デビューした香川照之(46)について「大きな才能が梨園に入るのはありがたい」と称えた。

 香川とは06年公開の映画「出口のない海」で共演。その試写会後「僕が歌舞伎役者になって、息子を歌舞伎役者にする方向を考えていきたい」と相談されたそうで「なるべく(世間に)分からないようにするべきだねとか、すごく緻密な話をした」と振り返った。

 「世間は勝手なことを言うけど素敵な先輩が増えるのはいい」とし、歌舞伎の演技も「共演してみて(屋号の)沢瀉屋(おもだかや)らしい情熱を感じる」と絶賛。香川の長男・政明(8)の市川団子(だんこ)襲名も「世襲制が強く残っている歌舞伎界。裾野が広がる」と歓迎した。

 自身は飲酒トラブルでの謹慎から復帰して約1年。「以前より、やりたいことが増えた」と笑顔を見せた。

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2012年7月13日のニュース