中山美穂&向井理 年の差愛!?全編パリロケ敢行中

[ 2012年3月28日 06:00 ]

映画「新しい靴を買わなくちゃ」で共演する中山美穂(右)と向井理

 女優の中山美穂(42)と俳優の向井理(30)がパリを舞台に年の差愛を繰り広げる。映画「新しい靴を買わなくちゃ」で、全編パリロケを敢行中。大ヒットドラマ「ロングバケーション」などで知られる脚本家の北川悦吏子さん(50)が監督・脚本を手掛け、映画「スワロウテイル」などの岩井俊二監督(49)がプロデュースする。

 映画はパリで偶然出会った男女の3日間の恋愛を描いたオリジナルストーリー。北川さんが約6年前に、知人からパリで暮らす中山の様子を聞いて着想を得た企画だという。すぐに映画化構想が持ち上がったが、北川さんが体調を崩したこともあり、6年越しの実現となった。

 中山が現地に住むフリーペーパーのライター役で、向井が妹の付き添いでパリに来たカメラマン役。劇中にはノートルダム大聖堂やエッフェル塔、セーヌ川などロマンチックな観光名所が随所に登場し、2人の愛を盛り上げる。

 今月15日にクランクイン。02年6月に作家の辻仁成氏(52)と結婚した後、パリで生活している中山にとっても現地での撮影は初めてといい「何か変な感じがしますね。パリにいるけど、現場に入るとスタッフは日本人だし、昔なじんだ空気なので」と感想。初めてのパリという向井は「天気も建物も歩いている人も日本とは雰囲気が全く違う。周囲(の目)も気にしなくていいですし、凄く新鮮」と異国情緒を満喫しているようだ。

 2人の役どころは、それぞれの実年齢とほぼ同じという設定。10歳以上離れたカップルになるが、中山は「(向井の役は)奇跡のように格好いい。魅力を感じます」と年齢差は気にならない様子。向井も「(恋愛するのに)年齢は考えたことがない。それより、その人の内面の方が興味がある」と恋愛観を披露し、中山演じる主人公を「はかなさを感じて、可愛い」と評する。

 恋の街パリで運命的に展開する恋物語だけに、中山は「女性は憧れるんじゃないかな」とアピール。向井も「男性の目線から見ても素敵だと思う」と話した。10月公開。

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2012年3月28日のニュース