実は仏教通 笑い飯 哲夫の真剣講座 “生徒”は感心するばかり

[ 2012年1月22日 16:34 ]

仏教について熱弁をふるう笑い飯・哲夫

 漫才コンビ「笑い飯」の中西哲夫(37)が、22日都内で行われた観光PRイベント「1日奈良漬け特別授業」に“仏教講師”として登場、約300人の“生徒”を前に熱弁をふるった。

 哲夫は09年に仏教の解説本「えてこでもわかる 笑い飯哲夫訳般若心境」を出版するなど“仏教通”で知られる。

 本がきっかけで昨年は東京大学でも特別講座を行った。「昨日(21日)マネージャーから(22日の仕事を)聞いた」と言いながらも、リラックスした雰囲気で授業に臨んだ哲夫。「仏教の成り立ち」や「陰陽道」など、難しくなりがちなテーマを笑いを交えた軽妙な語り口で約1時間、話し尽くした。

 会場のあちこちからは感心の「へー」の声が何度も聞こえてきた。講義後に登壇した相方の西田幸治(37)は「今日は自分がなぜ呼ばれたか分からない。来たくなかった」とグチをこぼし、聴衆の笑いを誘った。

 哲夫は、数万部売れたという「えてこでもわかる~」は印税の半分を寄付していることをアピールし、「次はイスラム教の本を出したい」と執筆家としての顔をのぞかせた。

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2012年1月22日のニュース