妹の遺体確認…生島ヒロシ氏「良い形で送ってあげたい」

[ 2011年9月30日 15:54 ]

BSフジの新番組「生島ヒロシのココカラ元気!」収録に参加した生島ヒロシ

 東日本大震災で宮城県気仙沼市在住の妹を亡くしたフリーアナウンサーの生島ヒロシ氏(60)が30日、BSフジの新番組「生島ヒロシのココカラ元気!」の収録を行い、報道陣に対応した。

 遺体が見つからないまま妹夫婦の葬儀を行った4日、宮城県警から妹と見られる遺体が見つかったと連絡があったそうで「丹波(哲郎)さんの話とかじゃないけど、不思議なもので。妹がみんなに会わせてくれたのかな」と話した。

 今月末に遺体が妹であると正式に確認されたため、今後改めて納骨する予定。「遺体が見つかってありがたかったなというのが正直な気持ちです。遺体が見つからないと妹も悲しいだろうなと思っていたので、良い形で送ってあげたいなと思います」と穏やかな表情で語った。

 悲しみが消えることはないにせよ「死者に対して哀悼を示して、供養していくのが大切なことかなと思っていますね。残された人間が悲しみに打ちひしがれていると妹も義理の弟も辛いと思うので、しっかり皆歩んでいきます」と吹っ切れたように明かした。

 「生島ヒロシのココカラ元気!」は毎回テーマを決めて健康習慣についてリサーチし、生島が提案をする情報番組。生島自身の健康習慣については「夜寝る前に口に(特殊な)テープを貼ること、乳酸菌、うがい手洗いも徹底していますね。あとは体を冷やさないということ」と披露した。

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