鈴木おさむ氏描く「超リアル」ホストの真実

[ 2011年9月10日 12:47 ]

ホスト役の7人と監修のホスト夕聖に囲まれる鈴木おさむ氏(持ち込み)

 人気放送作家で脚本家の鈴木おさむ氏(39)が、テレビ朝日の「私のホストちゃん~しちにんのホスト~」(10月4日スタート、火曜深夜1・51)でテレビドラマを初演出する。同名の携帯ゲームを基に、新宿・歌舞伎町のホストクラブ「クラブ・バニラ」に在籍するホスト7人のリアルな日常生活と、し烈なNo・1争いを描く。

 鈴木氏はこれまで、ホストのドラマの脚本を多数手がけており、新宿の元カリスマホスト・夕聖とも友人関係。“業界”に詳しいことから制作陣が脚本を依頼。「超リアルにやってみたい」と、演出も担当することになった。「女性は深夜にホストクラブをのぞいた感じ、男性にはドキュメンタリー感覚で楽しんでもらいたい」との思いから、ホスト7人には、ほぼ無名の男優をキャスティング。本物になりきってもらうため、7人はドラマのクレジットにも芸名は一切掲載せず、撮影中は源氏名だけで通す。

 来店する女性客の顔にはモザイクをかけ、ドラマの合間にホストへのインタビューを挿入するなど、ドキュメンタリー色が濃い異色の作品。「見た方はびっくりするかもしれませんが、僕にしかできないものになってます」と自信を見せている。

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2011年9月10日のニュース