小沢征爾さん体調回復!再び力強く指揮

[ 2011年8月27日 19:23 ]

「青ひげ公の城」の指揮を終え、カーテンコールに応える小沢征爾さん(前列右から2人目)

 長野県松本市で開催中の音楽祭「サイトウ・キネン・フェスティバル松本」で、軽い肺炎などのため23、25両日の指揮を取りやめた小沢征爾さん(75)が27日、体調が戻り、予定していたオペラ公演の音楽を指揮した。

 指揮したのはバルトーク作の「青ひげ公の城」。約1時間の公演では、時折座りながらも、展開が変化する場面では、力強く大きな身ぶりで指揮するなど、観客に元気な姿を見せた。

 同音楽祭の事務局によると、26日には宿舎周辺を散歩するなど体力が回復してきたため、小沢さんが自ら出演を決めた。

 小沢さんは1月、腰のヘルニア手術を受けて休養後、今月21日に同音楽祭で本格復帰。しかし、公演後に過労などで体調を崩していた。

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2011年8月27日のニュース