原田芳雄　舞台あいさつ欠席も「ヒット御礼は来る」

１１日のプレミア試写会に車椅子で出席した原田芳雄

　原田芳雄（７１）が１６日、東京・丸の内ＴＯＥＩで行われた主演映画「大鹿村騒動記」の初日舞台あいさつを欠席した。

　腸閉塞と誤嚥（ごえん）性肺炎を併発し入院中。腰部脊柱管狭さく症も重なり、１１日の試写会には車椅子で出席。別人のように痩せた姿で、体調が気遣われていた。

　東映関係者は「劇場に階段が多く車椅子では登壇できないと判断した。チケットが販売済みだったため、劇場変更もできなかった」と説明。舞台あいさつが始まる約３時間前に出演中止を決定。病状は回復しており、今回は自力で話すことも考えていたという。阪本順治監督は「芳雄さんはヒット御礼あいさつには来たいとやる気満々です。来年２月２９日の誕生日にはライブをやりたいと話してました」と、心配ないことを強調した。