脚本家の大石さんが作詞「生きる力につながる」

[ 2011年5月5日 06:00 ]

 クミコが歌う、新曲「最後の恋~哀しみのソレアード」の作詞を手がけた大石静さんは、「ふたりっ子」「功名が辻」など数々のドラマの脚本を手がけるヒットメーカー。昨年は「セカンドバージン」で世の女性に恋愛ブームを巻き起こした。

 「最後の恋」は、ポール・モーリアのインストゥルメンタル曲で知られる美しいメロディーに、「セカンド…」をほうふつとさせる世界を繰り広げる。「私は恋愛をどんどんしましょうと言っているわけではありません。本当の恋は苦しいもの。ただ、人生の悲しみや絶望を知った大人が人を愛するということは、生きる力につながると思う」と話している。作品の根底には単なる恋愛賛歌ではなく、彼女の持つ独特の死生観が強く流れている。

 今月30日には、東京・港区のサントリーホール「ブルーローズ」でクミコと2人のトーク&コンサートも行われる。

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2011年5月5日のニュース