「前田敦子で失敗はできない」板野の成功でついにエース投入

[ 2011年4月24日 08:38 ]

ソロデビュー曲を熱唱する「AKB48」板野友美

 AKB48の前田敦子(19)が6月22日にシングル「Flower」を発売、ソロ歌手としてデビューすることになった。グループ1の人気者で誰もが認める“絶対的エース”の前田。だが、AKB48から最初にソロ歌手としてデビューしたのは1月の板野友美(19)だった。

 本人たちの志向やほかの活動との兼ね合いなど、その順番になった理由はさまざまあるが「AKB48の将来を背負う前田で失敗はできない。まず板野でファンがどう反応するのか見たい」(関係者)という思惑もあったという。

 板野のデビュー曲「Dear J」は20万枚のヒットを記録。その成功が確実な手応えとなり“満を持して”の前田のデビューにつながった。

 総合プロデューサーの秋元康氏は「AKB48は芸能界への登竜門」と言い続けている。あくまでグループとしてのブレークは通過点。メンバーが目指すべきは卒業後の個人での成功だ。AKB48から巣立って大成すれば、グループに入りたいと思う女の子が増え、また新たなスターを生む。前田の挑戦は、拡大するAKB48プロジェクトの行方を占うことになるだろう。(音楽担当・伊藤尚平)

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2011年4月24日のニュース