これが最後…草刈民代 夫の周防正行監督と試行錯誤

[ 2011年4月20日 14:29 ]

 周防正行監督が妻である草刈民代のバレリーナとして最後の踊りを撮影した映画「ダンシング・チャップリン」が公開中だ。監督は「バレエは自分には関係ないと思っている人にも楽しんでもらえる映画にしたい」と試行錯誤。映画化まで60日間のドキュメンタリーとバレエという2幕構成だ。

 もとはフランスの世界的振付家ローラン・プティがダンサー、ルイジ・ボニーノのため、チャプリンの珠玉の映画をバレエで表現した舞台。1991年の初演から踊るボニーノは還暦を迎え、草刈はバレエ引退を決意していて、監督は作品と2人のため、一昨年に撮影した。

 草刈は「最後の瞬間でなければこの踊りは踊れなかったと思うし、映像に収めていただいているのがどれだけ幸せなことか」と語っている。

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2011年4月20日のニュース