ジブリ新作に確信…宮崎駿監督「企画は間違いではなかった」

[ 2011年3月28日 16:59 ]

映画「コクリコ坂から」の企画・脚本を担当した宮崎駿監督(右端)ら

 スタジオジブリのアニメ映画最新作「コクリコ坂から」(宮崎吾朗監督、7月16日全国公開)で手嶌葵が歌う主題歌「さよならの夏~コクリコ坂から~」の発表会見が28日、東京都内であり、企画・脚本の宮崎駿監督は「(東日本大震災後も)企画は間違いではなかったと思っています」と語った。

 舞台は1963年の横浜。港を見下ろす丘の上で毎日信号旗を揚げる高校2年の少女と、海から来る少年の物語で、原作は約30年前の少女漫画。

 駿監督は「ヒロインの願いや少年の雄々しく生きようという気持ちは、これからの時代にも絶対必要なものだと思います」と話し、自身の新作準備も進めていることを明らかにした。今作のキャッチコピーは「上を向いて歩こう」で、プロデューサーが震災前の昨年12月に決めたという。

続きを表示

2011年3月28日のニュース