海老蔵代替公演初日 玉三郎口上で「図らずも」

[ 2011年1月3日 06:00 ]

鏡開きを行う(左から)坂東新悟、市川笑三郎、中村七之助、市川亀治郎 、片岡愛之助、中村亀鶴、市川春猿

 昨年12月に市川海老蔵(33)の殴打事件で混乱した歌舞伎の興行が2日、都内各所で初日を迎えた。浅草公会堂の「新春浅草歌舞伎」には、京都・南座で海老蔵の代役を務めた片岡愛之助(38)が登場。海老蔵からは昨年中に2通のわび状が届いたが、その後は「連絡はない」という。新橋演舞場では海老蔵の父・市川団十郎(64)らが出演する「初春大歌舞伎」が開幕。

 また1日には、ル テアトル銀座で海老蔵の代替公演となる「坂東玉三郎特別公演」が一足早く初日。坂東玉三郎(60)は口上で「図らずも(1月に)公演することになりました」などと述べた。都内の海老蔵の自宅はこの日、ひっそりと静まりかえっていた。

続きを表示

2011年1月3日のニュース