「ツイッター大喜利」の微妙な「間」

[ 2010年7月19日 18:39 ]

ツイッターのイベントでは微妙な「間」が…(左から博多大吉、レーザーラモンRG、チーモンチョーチュウ・菊地、カナリア・ボン溝黒)

 【LIVE STAND 2010 臨時支局長の脱力リポート】前日に引き続き、流行もののお話を。ここ1年で圧倒的に市民権を得たのがツイッターでしょう。昨年の今ごろなら「それ何?」で済んだのですが、さすがに今回はそうはいかない。というか、アカウントを持っていないと恥ずかしい。

 当然ながら吉本芸人の間でも大流行。ライブスタンド最終日の19日はSHIRU-MONブースという狭~いスペースで、よしもとツイッター部(部長・博多大吉)のイベントがありました。
 参加したのは大吉のほか、レーザーラモンRG、チーモンチョーチュウ・菊地、カナリア・ボン溝黒の3人。順に4万4000、1万1000、1万4000、9000のフォロワーがいるとか。すごい数字。
 この日のイベントは「ツイッター大喜利」。各人が共通の「お題」を打ち込み、フォロワーからの回答を募る。中には同時刻にルミネ・ザ・よしもとで出演中の芸人からの返信もあったりして、そこそこ盛り上がった。でもね…。
 携帯電話を凝視しながらお題を打ち込む「間」が、微妙なんですよ。時間にしてほんの20秒程度なんですが、笑いのプロ4人がそろいもそろって親指に集中して押し黙っちゃう。RGが「ツイッターあるある」を無理矢理歌って間を持たせるあたりはさすがでしたが、お客さんも携帯にジーっと見入っていて空気が止まってしまう。
 「まあ(観客と)面と向かってやるもんではないですね、とイベントの度に思いますよ」とは博多大吉。最新のデジタルツールもいいのですが、お笑いに関しては「アナログ」が一番だねと言い聞かせている自分って…。

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2010年7月19日のニュース