韓国警察が発表…パク・ヨンハさんは「衝動的な自殺」

[ 2010年6月30日 18:22 ]

パク・ヨンハさんの死亡について記者会見する韓国警察当局者

 韓国警察当局は30日、韓流スター、パク・ヨンハさん(32)の死亡について、胃がん末期患者の父親の病状や自身の事業、芸能活動をめぐる精神的なストレスから、飲酒した上で衝動的にビデオカメラの充電用コードを使って首つり自殺を図ったと断定したと発表した。

 警察当局によると、遺書は見つかっていないが、外部から部屋に侵入したり争ったりした形跡はなく、パクさんに特別な外傷もなかった。遺族の要望もあり、遺体の解剖は行わない。
 パクさんは芸能事務所を経営していたほか、日本人観光客を相手にした飲食店関係の新事業をソウルで行うことを検討中だった。芸能活動との両立でストレスがたまっていたとみられ、周辺に「仕事も生活も非常につらい」と漏らしていた。
 聯合ニュースによると、芸能事務所は今年2月に設立されたが、職員の金銭トラブルで経営難に陥っていた。
 6月19日から日本で全国ツアー中で、警察によると、27日に一時帰国し、7月1日に再び訪日する予定だった。
 遺体が安置されているソウルのカトリック大ソウル聖母病院の葬儀場には、芸能人やドラマ関係者らが次々と弔問に訪れた。(共同)

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2010年6月30日のニュース