田代さやか「あ~あ、AKBはこれだから」

[ 2010年6月23日 20:00 ]

舞台への意気込みを語った増田有華(左)と田代さやか

 タレントの田代さやか(24)が出演する舞台「なつきとオバケくぬぎ」(主演:増田有華)が22日、東京都新宿区のアイピット目白で初日を迎えた。

 田代演じる咲子は、第2次世界大戦を懸命に生き抜く女性。現代から来た夏樹(増田)の姉のような存在で「普段の私からは想像がつかない気丈で健気な姿が見られます」とアピールした。

 役作りは万全だ。「戦時中で、ふくよかな人はあまりいないと思ったので」と最大3キロの減量を行った上、戦争の歴史を学び直すなどして稽古に励んだ。

 息の合った演技を見せている増田とは初共演。顔合わせのときの印象を「1人(仕事のため)途中で帰っていった。その時に“あ~あ、出た出た。AKBはこれだから”」とため息交じりに嘆いてしまったとか。決して好印象ではなかったが、1カ月間の稽古を経て、今では「有華」「さや姉」と呼び合う親しい仲になった。

 舞台の初日が間近に迫ってくると「胃が痛くて…。プレッシャーのせいなのかな。なんて私は繊細にできているんだろうか」と落ち込むそぶりを見せた田代だが、「最近続いていた暴飲暴食のせいかも」と笑い飛ばすところは彼女らしい。「みんなで作り上げた作品としてお客さんに楽しんでほしい」とスタッフの統率力で千秋楽となる27日まで全力で走ることを誓った。

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2010年6月23日のニュース