米朝さんの“弟子の弟子の弟子の弟子”誕生

[ 2010年4月1日 06:00 ]

桂米朝さんの玄孫弟子となった月亭天使(右)と、師匠の月亭八天

 上方落語家で人間国宝の桂米朝(84)のひ孫弟子にあたる月亭八天(49)が31日、記者会見し、弟子の月亭天使(35)が入門したと発表した。玄孫(やしゃご)弟子は米朝にとって初めてで、東西落語史上でも極めて珍しい。

 天使は大阪府豊中市出身の女性で、龍谷大文学部を卒業。出版社勤務などを経て、2008年春から上方落語の定席「天満天神繁昌亭」でアルバイトをしていた。漫才や落語の台本を書いた経験もある。
 会見に同席した天使は「頑張っている女性落語家を見て、自分もやってみようと思った」と入門の動機を語り、5月23日に予定している初高座について「とにかく楽しくやりたい」と笑顔を見せた。

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2010年4月1日のニュース