綾戸智恵 精神安定剤多用で一時意識不明

[ 2010年3月24日 06:00 ]

精神安定剤を多量に服用して入院しているジャズシンガーの綾戸智恵

 母親の介護をしながら歌手活動を続けているジャズシンガーの綾戸智恵(52)が精神安定剤を多量に服用したため入院していることが23日、明らかになった。

 所属事務所によると、倒れたのは19日。熊本公演へ向かうためスタッフが都内の自宅へ迎えに行ったところ、眠ったまま出ようとしなかった。その後、綾戸が介護している同居中の母親(83)から「智恵ちゃんが起きない」と連絡があり、スタッフが自宅へ入るとリビングで意識を失ったような状態だった。「反応はわずかにあったが、大きないびきをかいていた」(関係者)という。
 救急車で搬送され胃洗浄などの処置を受けたことで意識は回復。翌20日に帰宅したものの大事をとって入院している。精神安定剤は2週間前に胃炎と口内炎になった際に処方されたもの。介護をしながらの生活のストレスにより「普段から多めに服用していたようだ」(関係者)という。19日の熊本公演は4月16日に延期、20日の福岡公演は中止になった。
 綾戸は、6年前に脳梗塞(こうそく)を患い、2年前に足を骨折した母親の介護を1人で続けていた。23日夜、報道各社に文書で「母の介護をする私がいま病院で介護されてます。ご心配していただいたみなさん、ほんまにすみません」と謝罪した上で「いまベッドの上で母のオムツを借りてます。大は小を兼ねる、助かった」と安静にしていることをユニークな表現で報告。27日の大阪・岸和田公演で復帰する予定。

続きを表示

2010年3月24日のニュース