押尾被告の遺棄致死事件 3月5日に公判前手続き

[ 2010年1月29日 20:34 ]

 合成麻薬MDMAを一緒にのんで容体が急変した飲食店従業員田中香織さん=当時(30)=に対する保護責任者遺棄致死罪に問われ、裁判員裁判となる元俳優押尾学被告(31)について、東京地裁の山口裕之裁判長は29日、公判前整理手続き第1回協議の期日を3月5日に指定した。

 被告側は、田中さんの容体が急変した直後に「心臓マッサージなど必要な保護措置を取っており、遺棄行為に当たらない」と無罪を主張する方針を明らかにしている。
 田中さんにMDMAを渡したとする麻薬取締法違反罪についても無罪を求める一方で、合成麻薬TFMPPの所持罪では起訴内容を認める予定。

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2010年1月29日のニュース