「可愛い！」りえ　出産後初仕事に感慨深げ

映画「オーシャンズ」舞台あいさつを終えた宮沢りえは観客に笑顔で手を振る

　【「オーシャンズ」舞台あいさつ】宮沢は劇場に“海”を運んできた。波を連想させるデザインの青いワンピース姿に、「可愛い！」の声援が飛ぶと、手を振った。

　昨年５月に第１子となる長女を出産後、初仕事がこの映画。１００種類を超える海洋生物と観客を“声”で結びつけるナレーターとして「特にセイウチの親子のシーンが印象的でした。慈愛にあふれた母親と、キラキラ輝いている子供。私が子供産んで初めてのお仕事だったということもありまして…」と笑った。
　フランス作品の今作に日本人水中カメラマンとして唯一参加した奥村康氏（４６）が、劇中に登場したコブダイをかたどった花束を持って来場。宮沢は「こんな花束二度といただけない」と大喜びだった。奥村氏が「魚の素晴らしい動きを撮影するには、ひたすら待つしかない」と秘話を明かすと、宮沢は「（血液型が）Ｂ型の私には無理。早く何とかして！って叫んじゃう」と話し、観客を笑わせた。