監督はイスラエル人 喜劇映画祭で「相撲」にグランプリ

[ 2010年1月24日 09:24 ]

 フランス南東部ラルプ・デュエズで開かれた第13回ラルプ・デュエズ国際喜劇映画祭は23日、相撲を題材としたイスラエル映画「相撲―ア・マター・オブ・サイズ(サイズの問題)」にグランプリ(最高賞)を授与すると発表した。

 「相撲」はイスラエル人のシャロン・マイモン、エレズ・タドモル両氏が共同で監督。ダイエットに失敗した肥満男性が、仕事を始めた日本料理店で相撲と出合い、日本人店長の特訓を受けて相撲に没頭、太った体を肯定的に受け入れていくというあらすじ。昨年夏のエルサレム映画祭で開幕上映され、大受けした。
 フランス公共ラジオによると、今回の映画祭には長編部門として6作品がエントリーしたが「イスラエル文化と日本の伝統芸能という、めったにない組み合わせが醸し出すこっけいさ」が高く評価されグランプリに決まった。(共同)

続きを表示

2010年1月24日のニュース