大物俳優訴えられた 元恋人「11億円支払え」

[ 2009年12月10日 10:48 ]

 米人気俳優ニコラス・ケイジの元恋人の女性が8日、ケイジの資金難が原因で住宅の立ち退きを余儀なくされているとして、ケイジらに1300万ドル(約11億4000万円)以上の支払いを求める訴訟を米ロサンゼルスの裁判所に起こした。AP通信が9日報じた。

 訴えによると、女性はケイジが2001年に購入した住宅に居住。女性は譲渡を約束されていたが、名義人になっていないことが分かり、この住宅がケイジの資金難に絡んで差し押さえの対象になったという。
 アカデミー賞俳優のケイジは国連の薬物対策機関から親善大使に任命されるなど、社会貢献にも積極的に取り組んでいる。一方で、高級車などへの出費や私費をつぎ込んだ映画の失敗などで税当局から今年、600万ドル以上の税金滞納を指摘された。(共同)

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2009年12月10日のニュース