介護、借金…おしどり夫婦“愛の軌跡”つづる

[ 2009年11月16日 06:00 ]

結婚26年目で共著「夫婦力 22章」を発売することになった湯原昌幸・荒木由美子夫妻

 芸能界のおしどり夫婦として知られる歌手の湯原昌幸(62)とタレントの荒木由美子(49)が、結婚26年で初の共著となる「夫婦力 22章」(バジリコ)を、「いい夫婦の日」にあたる22日に発売する。

 2人は、83年に13歳の年の差を乗り越えて結婚。昨年25周年の銀婚式も終えた。
 26年間の夫婦生活では、同居した湯原の母が認知症になり20年間荒木が介護。母の首に手をかけた湯原を荒木が泣きながら止めたことや湯原が自主制作したCDの在庫を抱え2000万円の金策に走ったことなど、当時のお互いの気持ちのすれ違いを乗り越えての現在を「往復書簡」の形で公表している。
 湯原は「文章を見て初めて知った気持ちもあり、あらためて大変さを実感した。由美子と結婚したことは“一生の豊作”」と感謝。荒木も「その言葉が最高のプレゼント。本はさまざまな夫婦へのメッセージであり自分たちを振り返るいい機会だった」と応じている。

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2009年11月16日のニュース