水嶋と英語で談笑!ポッキー娘が初ヒロイン

[ 2009年7月18日 06:00 ]

映画「BECK」でヒロインを演じる忽那汐里

 グリコ「ポッキー」の第50代CMキャラクターで女優の忽那汐里(くつな・しおり、16)が、来年秋公開の映画「BECK」(監督堤幸彦)でヒロインに起用された。オーストラリア育ちの英語力を買われ、帰国子女役を演じる。全国公開となるメジャー作品は初出演だが、「英語のせりふだとリラックスできる」とプレッシャーもないようだ。

 新垣結衣(21)から同CMキャラクターを引き継ぎ、はじける笑顔が茶の間に浸透中。大作のヒロインの座もついに射止め、知名度はぐ~んと伸びそうだ。
 「BECK」は、単行本全34巻で累計発行部数1500万部を誇るハロルド作石氏(40)の同名漫画が原作。水嶋ヒロ(25)が演じる天才ギタリスト、竜介がロックバンド「BECK」を組んで苦難を乗り越えていく姿が描かれる。
 忽那が演じるのは、その妹でニューヨーク帰りの真帆。バンドのボーカル、コユキ(佐藤健)の天性の才能をいち早く見いだすキーパーソンで、恋模様も見どころとなる。
 ポッキーのCMを見た製作側が「真っすぐで行動力があって何にでもピュアな気持ちを持っている。しかも幼少期を海外で過ごしていて真帆のイメージにぴったり」と抜てきした。
 真帆のせりふは、全編を通して英語交じりの日本語。私生活では、13歳までシドニーで過ごし「(高校の)英語の成績は“5”。試験の時なんか、周りと比べてシャープペンの音がシャーッて凄い」と話すほど“朝飯前”だ。撮影現場では、スイスで暮らしたことがある水嶋と英語で談笑しているという。
 忽那は「私自身、真帆に近い気がする。帰国子女という設定はもちろん、性格も、強気だけど実は内心は弱かったり。役柄に愛着がある」と話している。

 ◆忽那 汐里(くつな・しおり)1992年(平4)12月22日、オーストラリア生まれの16歳。06年の第11回全日本国民的美少女コンテスト審査員特別賞受賞。07年TBS系「3年B組金八先生」で女優デビュー。09年BS朝日「7万人探偵ニトベ」で連続ドラマ初主演。1メートル60。血液型A。

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2009年7月18日のニュース