ジェシー Safarii応援団長に!歌手復活も?

[ 2009年6月23日 06:00 ]

Safariiと元東関親方(左から2人目

 外国出身力士のパイオニアで15日に日本相撲協会を定年退職した元東関親方(元関脇・高見山)の渡辺大五郎さん(65)が、故郷の米ハワイでCDデビューした日本のユニット「Safarii」の“応援団長”になった。新曲「この恋にさよなら」(来月8日発売)を気に入り「辛抱すれば2倍!2倍!」とヒットを確信。Safariiとの共演で32年ぶりの歌手活動も視野に入れている。

 元大関小錦(現KONISHIKI)をスカウトし、曙を横綱に、高見盛を人気力士に育てた元親方。土俵人生に幕を下ろしたタイミングで、今度は音楽界の新人を“親方”的立場でサポートする。
 Safariiは現在ハワイで人気の「ハワイアンレゲエ」を歌う男女混合トリオ。昨年6月にハワイで先行デビューし、現地のCD売り上げチャートで1位になった実力派だ。
 元親方は、「この恋にさよなら」を関係者を通じて知り、心地よいメロディーと息の合ったやさしい歌声に感動。「ソフトでやさしくて歌もうまいし、とてもいいね」と絶賛している。自身と同じように異国で頑張った姿勢も気に入り「音楽を通して、大好きな日本とハワイの懸け橋になってくれれば」と話す。
 3人と都内で対面した際、「実はアメフト部に在籍していた高校時代、コーラス部にも入っていたんだ」と意外な過去を紹介。音楽界では、現役時代の77年にディスコ調のシングル「スーパー・ジェシー」を発売した“先輩”でもある。
 相撲同様、音楽の道も「厳しい世界だから。やはり大事なのは辛抱と努力。稽古して3人が常に1つになることだね。泣きたい時、悔しい時あるけど、お客さんに喜んでもらえるよう頑張ること。そうすれば“2倍!2倍”」と、現役時代の丸八真綿CMでおなじみとなった名文句を使ってアドバイスした。
 メンバーたちは「温かい言葉と人柄に感動です」と感激しきり。所属するソニーミュージックでは、元親方の独特のしゃがれ声にホレ込んでおり「歌の合間に入る合いの手のようなフェイクなどで魅力的な作品が作れそう」とコラボレーションも企画中。元親方は「とてもとても…」と慎重だが、実現すれば世代を超えた共演で注目されそうだ。

 ◆渡辺 大五郎(わたなべ・だいごろう)1944年6月16日、米ハワイ州出身。64年、大相撲の高砂部屋に入門。67年春場所で新十両、68年初場所で新入幕。72年名古屋場所で初優勝、表彰式で当時のニクソン米大統領の祝電が読まれた。CMも多数出演し「CM横綱」と呼ばれた。80年、日本国籍取得。84年夏場所で引退し年寄「東関」を襲名、86年に東関部屋を開いた。部屋は小野川親方(元幕内潮丸)が2代目東関大五郎として継承した。

 ◇Safarii(サファリ) サーファーのAK(エーケー)、ボクサーのOki(オキ)、日本とエチオピアのハーフでモデルも務めるSophia(ソフィア)による3人組。07年結成。AKの親せきがハワイにいたこともあり、ハワイアンレゲエのデモテープを作製。現地の有名プロデューサー、アーロン・キムラ氏の目に留まり、08年6月にハワイ、同年8月に日本デビュー。「この恋にさよなら」は第3弾シングル。

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