“1人の人間”を生み出す作業

[ 2009年4月19日 06:00 ]

<頑張れインディーズ>歌舞伎者のドラムのAtsushi

 楽曲制作では真剣に遊ぶ。

 自分たちの音楽を「ひねくれポップ」とジャンルづけているが、特定の枠にあてはめるようことはしない。彼らの視線の先にあるのは“1人の人間”を音楽で伝えるということだ。“いま”感じていることを、恐れることなく多方面からアプローチしていく。「そのとき、そのときに表現したい音楽にする。何かができたら、何かを壊して、新しいものをどんどん生み出していきたい」。

 試行錯誤の連続だが、いつも新鮮味にあふれている。「新しい曲ができて、いいものがどんどん形になるって、すごく面白いですよ」。新たな発見は、さらなる創作意欲を掻き立てる。打ち込みだったドラムとベースに、新たにAtsushi(ドラム)とVERO(ベース)が加わったことで、表現できる音楽はますます広がった。

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2009年4月19日のニュース