「おしん」も出演!日中合作で芥川賞作品映画化

[ 2009年3月13日 23:26 ]

日中共同映画「夢の壁」に出演する小林綾子(後列左)、風間トオル(同右)と子役の佐々木麻緒(前列右)

 終戦前後を北京で過ごした日本人少女と、中国人少年の交流を描く日中共同映画「夢の壁」(張加貝監督)の制作発表記者会見が13日、北京市内で行われた。2月から河北省などで撮影を開始、来年の公開を目指す。

 芥川賞受賞作家、加藤幸子さんの同名小説の映画化。日本からは、NHKの連続テレビ小説「おしん」役で中国でも知られる小林綾子や風間トオル、子役の佐々木麻緒が出演。中国人少年役は、約2000人の中からオーディションで選ばれた。
 主役の佐々木は特訓したという中国語で自己紹介。「言葉は分からなくても(共演者と)仲良くできてうれしい。頑張ります」と笑顔で話した。(共同)

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2009年3月13日のニュース