緒形さん、峰岸さん…追悼ムード映画祭

[ 2008年10月18日 06:00 ]

 「第21回東京国際映画祭」が18日、東京・六本木と渋谷で開幕する。今月5日に緒形拳さん(享年71)、11日に峰岸徹さん(享年65)と日本映画を支えた俳優が相次いで死去。緒形さんの出演作「復活の日」、峰岸さんの遺作「その日のまえに」も上映され、華やかな雰囲気の中に“追悼ムード”も漂いそうだ。

 全世界から315本の秀作が集まるアジア最大級の映画祭。21回目の今回はレッドカーペットを“グリーンカーペット”にするなど、映画とともに「エコの精神」を世界に発信していく。

 そんな新たな試みの準備に追われる映画祭関係者に今月上旬、悲報が相次いで届いた。2人の作品が映画祭のプログラムの中にあったことから、関係者は驚きを隠せなかった。峰岸さんが肺がん闘病中にワンシーンだけ出演した「その日のまえに」は「日本映画・ある視点」部門の招待作品、緒形さんの80年の作品「復活の日」はエコをテーマにした「ナチュラルTIFF」部門にラインアップされていた。

 8月25日に48歳で死去した女優・深浦加奈子さんの遺作「ぼくのおばあちゃん」も「日本映画・ある視点」部門に出品。くしくも最近死去した3人の作品が上映されることになった。さらに先月19日に急死した市川準監督(享年59)の遺作「buy a suit」、2月に他界した市川崑監督(享年92)の「その木戸を通って」もプログラムされている。

 映画祭事務局では「追悼イベントなどは予定していない」というが、峰岸さんと深浦さんの作品の上映前には舞台あいさつが行われるだけに、共演者らからは故人をしのぶコメントがありそうだ。映画祭は毎回規模が大きくなりお祭りムードが漂うが、今回は名優、名監督を追悼する場ともなりそうだ。

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